ひょうたん色々工房 

 **********最終更新日:12/05/20 *******
 

瓢箪雑学帖

 瓢箪は栽培された最古の植物とも言われ、生活のいろいろな道具に加工
されてきた。
自然に栽培された物だけあってひとつとして同じ物がなく大小、長短、
くびれ具合など全くさまざま。見ているとなんとなく憎めない形状である。
 
●古くから、民族楽器へ利用され、他の楽器では味わえない柔らかなしっ
 とりとした音色が聞こえる。
 また。スピーカーを作るとこれもまた柔らかい反射音のないすばらしい
 音がする。「瓢箪スピーカー」は学術的にも研究され、以下の研究会で
 報告 されている。
  ・電子通信学会機構デバイス研究会
    平成12年2月25日、玉川大学工学部
  「ひょうたんスピーカーの音響特性に関する一考察」
 
●瓢箪で色々な加工工房をしている方
 インターネットHPで多くの紹介があります。
●瓢箪専門店
 ・京都清水三年坂の下にある「瓢箪屋」各種瓢箪を販売。
 

瓢箪の作成方法

 栽培は4月初から中旬に種を蒔き、葉が5枚程度出たところで畑に移植する。
生育時栄養分の吸収が多いので、肥えた畑が好ましい。
つるが延びてきたところで棚を造り這わせる。
 
 6−7月にかけて白い花が咲き実を付ける。大きなものは、長さ40cm、
直径20cm程度のものもできる。(種類によっては1mにもなるのがある。)
 
 9月中頃までは実が成長し、完全につるが枯れてから、収穫する。
収穫してから口の所に穴を開け、水の中に浸して3週間ほど置くと内部の
果肉が腐って、穴から出すことができる。
 
 その後内部をよく洗い、種を出して充分乾燥させる。
仕上げにはラッカー、漆や着色素材などで色や絵を描いて完成させる。

栽培記録は 「ここをクリック

 

 

更新12/05/20

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